再び声をかけてもらうこということ

少し時間が空いたので、西日本方面へ観光に行ってきた。一週間ほど温泉地を中心にいろんなところをぶらついてきた。美味しいものもたくさん食べたし、近日中から始まる灼熱の屋外案件に向けて英気を養えた。台風7号の上陸で一部予定していた観光がおじゃんになったのは切ないところだが。
つい先日、およそ半年におよぶ中長期の案件が終わりを迎えた。定期的にプロジェクトが動いており、月単価で収入が計算できたので生活する上で非常に助かった案件だった。今回は当方のわがままで先月をもって打ち切らせていただいたのだが、先方からはまた一緒にやろうと声をかけてもらったのは社交辞令かもしれないけれど感動的だった。
再び発注がくるかどうか。当方みたいな立場の人間にとって、仕事の評価はこの一点が全てだ。そこから単価や条件とかいろんな話が広がっていくのだけれど、とにかく発注がなければ何も始まらない。だからブッキングや単価の面でお断りすることは現実としてあるのだが、発注の話がくるたびに嬉しい気持ちになるのは真理。一生懸命やってるだけでは発注はこないから。
東京に戻ったらまたあの夏が始まる。クーラーの効いた室内に慣れきっただらしない身体を目覚めさせる上手な方法を考えておきたい。