遠くの地でクールに過ごすということ

センバツ開幕。お仕事をいただき、甲子園へ。昨夏も初めてだったけど、今春も初めて。夏の暑さがないから、過ごしやすいだろうと思いきや、春の寒暖差を舐めてはいけなかった。開幕日は寒かったのに、気がつけば気温20℃超えの日も。朝と午後の日照も移り変わっていくので厚木と薄着の交互リレーが忙しい。
滞在は江坂。どんなに延びても夕方には3試合が終わるから夜は自由。資料撮影の仕事なため、その日中の電送はないので好きなことができる。自炊したりスパに行ったり。でも滞在ホテルに洗濯機がないから、街のコインランドリー利用でお金も時間も取られる。これが地味に痛い。しかも序盤は大相撲春場所と日程が見事に被り、近隣のコインランドリーは全てお相撲さんで埋め尽くされていた。
お相撲さん各々の着ているものがただでさえ大きいのに、それが何十人分ともなれば、ほとんどの洗濯機を使われてしまう。おかげで自分の順番がくるまでかなりの時間を要したのには苦笑いしかなかった。ははは。それにしてもお相撲さん、みんなデカかった。球児たちの大きさとはそもそもの次元が違う感じ。体つきってやっぱり先天的なものなのかな。
せっかくの遠くの地。繁華街に繰り出すという選択肢もあるにはあったが、羽目を外すと翌日の仕事に影響が出そうだからやめておいた。関西にいると思われる知り合いと会うのも。なので今回はおとなしめの出張だ。
お酒がなくても日常を楽しくすることはできるけど、世の中の大半の人はそうじゃない。いろいろなものに耐え、我慢しながら生きていて、つかの間のお酒で嫌なことを忘れようとする。だからこっちが羽目外さないようにしていても、誘った相手がそういう風になるから怖い怖い。30代に近づく年齢になると、抱えるものもいろいろ増えてくるのだろうし。
ホテルと甲子園を往復の日々。これがけっこう嫌いじゃなかったり。でも通勤ラッシュ時の御堂筋線はすごい迫力だった。梅田までの乗車時間が一番きつい。
なんだかんだで楽しくやっている。ただかなりの枚数を抑えたから納品作業は大変かも。締切に間に合うかな。