お客さんに容赦をしないということ


今完全にこの作品の鑑賞が生活の中心となっている金曜ドラマ「アンナチュラル」。最終回直前の9話が先日放送され、あまりに衝撃的な展開と、容赦のない脚本・演出にとって絶望の淵に突き落とされてしまった。やられました。この作品、本当に尋常じゃない。

前話でのビル火災で10人が焼死した事故。唯一、救出された生き残りの不動産屋が赤い金魚事件の犯人だった、というまさかの結末が待っていた。人生の転機を迎えた女性を次々と殺害。その方法は毎回異なっており、それぞれの殺害方法をアルファベットの頭文字(A-Z)でコンプリートさせる鬼畜っぷり。

かなり地味な(はずだった)役に尾上寛之をキャスティングさせたことが少し気になっていたが、ふたを開けてみたらそういうことだった。命懸けで人助けに走った人が亡くなり、20人以上も殺した人が助かる、という実際の世の中にもありそうな不条理が目に焼きついている。

過重労働、集団的性暴行、学校内のイジメ、家族との結びつき。これまでもキツい現実を目の当たりにさせながら、最後は必ず希望を持ち帰らせてくれた本作なのだが、今回ばかりは救いようがなさすぎて心がえぐられた。トラウマになる人も出てくるんじゃないか。特に部屋探しで街の不動産屋を訪ねることに恐怖を感じた人はかなりいたと思う。風評被害だ。

次回の最終回ではこれまで明らかにされてこなかった部分が一気に解明されていくのだろう。キャスト、脚本、演出、主題歌。どれが欠けてもこの上質な作品の完成はあり得なかった。ラジオでは石原さとみが「最終回が一番好き」と言っていた。救われる最終回になるのかな。どんな結末でも受け入れるけどね。ただ最終回がやってくるのは、それはそれで複雑だ。

3月になって少し暖かくなってきたので、時間を見つけてハイキングへ。某甲信越までの交通機関は電車とバス。さすがにマイカーが欲しくなってきたよ。

#雑感

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