見つけてもらう前に売り込むということ


文化の日の祝日にホタルライトヒルズバンドのライブへ行ってきた。小学校時代の同級生のお兄さんがボーカルを務めているというつながりがあり、近年はまったく行けてなかったけれど、友人が誘ってくれたタイミングにも恵まれ、久々に楽しんできた。

感想はお世辞抜きで本格的なものだった。以前に行ったときよりもだいぶバンドのそれになっていて、詳しくない身で勝手なことを言わせてもらえば、今人気のアーティストとかと比較しても遜色ないほどのクオリティは間違いなく感じていた。キッカケひとつで一気にスターダムに駆け上がっても不思議ではなく、あとはどうプロモーションして、タイアップを勝ち取っていくのか、という段階にいるのだと思う。だけどたぶんそこからが難しいのだろうな。

ミュージシャンは商業的にどうか、という部分でシビアに判断されるのでシンドイ世界だ。

他のクリエイターに仕事って、もちろん突き抜けて才能や実力がある人はいるけれど、ある程度のところまでいけば、そこまで実力差がない職業が多い。それに成果物の善し悪しが消費者にというよりも制作の現場で判断されることが多いので、どうしても付き合うクリエイターはパートナーとしてどうか、という視点で見られやすい。

でもミュージシャンは制作した成果物のジャッジを下すのは消費者。売上で差が出てしまう傾向は顕著で、そこはビジネスのパートナーとしてはどうか、ということよりも「とにく売れる人を」という意識が発注側にはある。

「とにかく売れる人を」という意識は必然的に「売れたことのある人」に移るので、まだ売れたことのない人には永久に出番が回ってこない図式になる。未経験者がずっと未経験であるのと同様に、一つの実績を作るまではものすごく骨のある作業だ。

以前、何かの雑誌のインタビューで誰かが「どうしたら売れるようになりますか?」という質問に対して、「まずは必死に売りなさい」と答えていて、なんじゃそりゃ、と当時は思ったことがある。でも今となってはすごく理解できていて、この問いに対する最適解ですらあると思う。

誰かに見つけてもらうのを待っててはいけない。これは全てのクリエイターに言える格言でもあるはず。

ライブを楽しんだ後日にNACK5へ。気づいたらベスト8まで決まってて、のんびりしてたらいかんなと。

トップの充実と下部組織の成績は相互関係にあるはず、という自論を持つ当方だが、今回の勝ち上がりをみるとそこまで強い傾向は見られなかった。でも湘南は着実に前進している。内容を見てもびっくりするくらい。今後、各年代のトッププレーヤーが進路に選択してくれるようになれば、良い循環が生まれてくるだろう。

#クラブユース

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