遠回りでも夢は逃げないということ


今年の日本ダービーはレイデオロが優勝。クリストフ・ルメールがスローペースをいち早く察知し、他のジョッキーたちが動くに動けない中、バックストレッチで2番手まで押し上げる騎乗を見せ、先頭でゴール板を駆け抜けた。東京優駿史上に残る歴史的な名騎乗だった。

誰もが勝ちたい日本ダービー。だからこそ、たった2分30秒で男の本質が出る。これまで積み重ねてきた経験がこのレースには凝縮されるのだ。無難で当たり障りのないレースを見せた松山弘平騎乗の皐月賞馬・アルアインは5着。ダービーはやっぱりベテランのレースなんだよ。横山典弘の掌の上でコロコロ転がされたのだって、その証左だった。

管理する藤沢和雄厩舎にとっては念願の初制覇。「一勝より一生」をモットーにレース体系ではなく、その馬の成長を優先した仕上げを一貫して続けてきた。目先よりも未来。一生を大切にしたからこそ、欲しい一勝を掴めたのかもしれない。逆説的に考えると。

目指す目標に向かって、一意専心まっしぐらで栄冠を掴もうとすることを美徳にする空気がこの国では根強い。それでも正しいやり方を愚直に続けていき、いつの間にか欲しかったものが手に入るということも同じくらい美しい。狙わないと獲得できない。近道をするか、遠回りをするか。男の本質を作り出す分岐点がここにあるような気がしている。

◎18年ぶりだって

東京六大学の早慶戦。第2戦で早稲田大が勝利したことで立教大の18年ぶりのリーグ優勝が決まった。ここ10年間、毎年のように甲子園を賑わせてきた選手たちが門を叩いてきた。リクルートに力を注ぎ、地道な強化の結晶が身を結んだわけだ。

早稲田大では吉澤一翔が早くも出場して適時打を放っていた。結局は大阪桐蔭出身者たちの掌の上でコロコロ転がされてきた春季リーグだったのかな。

#高校野球

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