黒いものが青く見えるということ


1日のファーストデイの先日、ずっと機会を伺っていた「ムーンライト」の鑑賞にやっとこぎつけられた。今年のアカデミー賞に選ばれた作品。予告編を見る限りでは、社会派作品として高い評価を受けていたので、ずっと楽しみにしていた。でも実際に鑑賞したら、予想以上に重い内容だった。

3部構成のヒューマンドラマ。いじめられっ子だった少年期、同性愛に目覚めた青年期、麻薬の売人となった成年期。黒人差別を受けながら、貧困や売春とも戦う刺激的なシーンに少し心がぐったりした。タイプとしては「それでも夜は明ける」と似ている。どうしようもない現実が目の前にあり、そこから脱する糸口もなく、ただただその流れのままに生きている、という。

印象に残ったのは、主人公をいじめから救った黒人男性の言葉だった。

「黒人の肌は黒い。これはどんな時間帯、気候でもそうだ。でも真っ暗な夜に、月の光に照らされた黒人は青く映ることもあるんだ。」

色彩鮮やかなビジュアルが作品を彩る。社会派作品といいながらも、本当はフロントの部分にこだわった映画だったのではないか。ストーリーの着地点も不透明で、解釈はそれぞれ鑑賞者に委ねたのだと思う。

考えさせられるというよりは、あえて考えさせない作品だったのか。主人公の繊細な心情を読み取る力が自分に備わっていれば、また違った感想になったのかもしれないが。

U-20W杯のメンバーが発表された。田川亨介が滑り込み。有力どころでは高木彰人と神谷優太が落選か。気づけば本番は今月。CSフジテレビでゆっくり観戦します。

#クラブユース

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