他人に自分を買ってもらうということ


新たな取り組みとして、現在は期間限定でBtoCビジネスの研修を受けさせてもらっている。ブラックな業界なので詳細は明かせないが、一般人の生活に非常に馴染みのある商品を売っている。自分の人件費と時間も費やされているので、良い経験ができればいいです、で済むわけにいかなく、やる以上は数字を求められている現場。覚えることが多く、目先だけで見れば負担になっているので、モチベーションの維持は大変だが、間違いなく自分のためになっている。だから愚痴は言わずに頑張ろうと思っている。

料金交渉や興味付けなど、いずれ自分で仕事の獲得をしていくために重要な資質が身につけられるといい。ただ割引や無償オプションを駆使して、いかに安く売るかで勝負していく業界なので、自分の価値をわかってもらって、いかに高く買ってもらうかの工夫は別に必要だ。自分のポリシーを極めるためには、その対極にあるポリシーを知っておくのは、長い目で見たときにどういう結果をもたらすのだろうか。

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で、レオナルド・ディカプリオ演じるウォール街の大金持ちが、社員採用の時に、求職者にけしかけた営業力テストが興味深かった。「今すぐに俺にボールペンを買わせてみろ」と難題をつけつけるディカプリオ。求職者はしどろもどろにペンの魅力を紹介する。呆れるディカプリオ。そして手本を見せる。

「今から15秒以内にこの紙にお前の名前を書け。さもないとお前の家族を殺す」

たいていの人はいきなりペンを用意できない。そこで買わせるんだ、と。あまりこういう手法を真似たくはないが、善意だけではご飯は食べられない。裸一貫で生きていくためには多少はこういう観点も必要になるのだろう。薄利多売の現場ではあるが、人に何かを買ってもらうためのスキルは是非とも身につけておきたい。そのチャレンジは悪くないはず。

期間限定の研修。来月でそこを去る予定なので、残された時間で学べることは全部ものにしたい。たぶん二度と戻ってこない業界だと思うから。

まったく関係ないけど、名古屋のひつまぶしが食べたくなった。次に行けるのはいつになるのか。

#雑感

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