検証を怠らないということ


久しぶりの映画鑑賞。かねてから見たかった「ハドソン川の奇跡」を鑑賞した。バードストライクによるエンジン停止に追い込まれた航空機を、決死の判断でハドソン川に着水させ、乗客の命を守った操縦士の物語。この作品の肝は死者を出さなかった結果オーライの大団円ではなく、操縦士の判断が果たして正しかったものなのか、事実の検証を伴った厳しい追及にスポットを当てた内容になっている。

公聴会での検証。調査委員会は事故当時と同じ状況を想定したビデオゲームによるシミュレーションで無事に近くの空港の着陸できることを証明。それに対し、危機的現象を目の前にした中での人的要因にもっと着目すべきだと操縦士側が主張。実際に人的要因による35秒というわずかな時間の差で、再びテストを行ない、近隣の空港への緊急着陸が不可能であったことがシミュレーションでも証明されたところは、この作品のカタルシスだった。

イーストウッドのすごいところは、この作品をただの感動ものにさせなかったこと。奇跡という現象をそれはそれとして処理させ、その判断に至った過程、そして乗務員全員の仕事ぶりがいかにプロフェッショナルであったかが、強く描かれていた。エンドロールで乗務員と乗客が再会するシーンなんて、すごく素敵だった。危機的状況から生還した同士。結びつきの強さは自然と育まれるものなのかな。

それにしても乗客の命を預かっている仕事柄か、航空業界はこういう検証をきっちりと行なうのだね。結果オーライを許さない土壌が仕事の質を守っていくことにつながる。華やかな世界に見えるけど、とてつもない量の積み重ねが存在してこその領域だ。

学生選手によるプロ志望届の提出期限が終了。一線級の選手達が順当に提出した中で、見送った選手もチラホラと。履正社に敗れたその日、プロ志望を宣言した石川達也(横浜)も名簿に名前がなかった。昨冬から練習参加しているJR東日本へ進むのだろうか。憶測の域は出ないが。

#高校野球

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