価格で需要をコントロールするということ


映画「グランド・イリュージョン」の続編が今月から公開。案の定、まだ行けていない。2013年公開の前作を観て、いつか続編ができたらと楽しみにしていた。その熱量はいずこへ。2週間後に「ハドソン川の奇跡」が公開されるので、1日だけ時間作って、この2つをまとめて観る形を検討中。同じ劇場で、上手くハシゴできるようなスケジューリングを組んでいるところが首都圏にあればいいのだけれど。

先日、朝刊をパラパラめくっていたら、ある1面広告が目に止まった。ライブチケットの高額転売を反対するという音楽業界の複数の団体による意見表明だった。正直、株式の譲渡益で資金増加を試みている人間にとっては、耳の痛い話ではあるが、業界の将来を考えれば、看過できない問題なのだろう。

CDなどの複製メディアの売上が一方的に下降していく中、アーティストたちは消費者に「体験」でお金を落としてもらう方向にシフトしていった。ツアーやフェスなどに多く出演。入場料とグッズ販売が基幹収入となった。そのために全国の何ヶ所も巡るし、忙しい創作活動の合間を縫いながら、ツアーの準備も進めていく。昔より多忙になったと思う。

少なくない手間と時間をかけて準備したライブに、一人でも多くのお客さんに来てもらいたい。しかしここで登場するダフ屋たち。抽選に外れた購買希望者に定価の何倍もする値段で取引していく。定価3万円のチケットが10万円で転売されていく。10万円出せるなら、定価だとあと3回も行けたのに。その人の機会損失につながっていく。これは確かに由々しき問題。

いっそのこと、チケットの値段を上げちゃえばいいのである。人気アーティストなら最低購入価格を10万円からにすればいい。購買希望者に対して、明らかに供給が足りていないので、思い切った値上げもありだと思う。値上げによって、需要の度合いを絞り込むことができる。そうすれば、ダフ屋のリスクも非常に高くなるので、業界全体の利益は守られるはず。

確かに行けなくなるお客さんも増えると思うが、値段で対象顧客の層を決めることはとても大切な作業。特に著作権や肖像権など、権利関係でご飯を食べているような業界ではなおさら。一考の価値はあるはずだけどね。

市立船橋から杉岡大暉、原輝綺、高宇洋、3選手の来季プロ入りが内定した。年度前から評判が高かった今年の市立船橋であるが、その噂に違わぬ強さで夏の高校総体を制覇。現在、プレミアEASTでも上位をキープし、冬の埼スタ行きを射程圏内に収めている。J下部組織に人材が集中する昨今だが、未だに一部の強豪高体連のブランドは健在。リソース集めでは一歩先を行っている感もある。

スカウティングにだけ力を入れ、後の3年間はサバイバル、ではチームの強化は停滞する。集めて、尚且つ鍛える。この2つを両立が不可欠だ。市立船橋はその取り組みに成功している。それが今回、プロ内定者を3人出したことの証左なのかもしれない。

#クラブユース

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