急速な左利きの育成


日本サッカー界では、個人的には豊作だと思っている2000年度生まれの世代。今年度からU-18カテゴリーに所属する学年。

特に前線の選手は、開幕直後のプレミア・プリンスでも何人か出場機会を得られるだろうと思っていたが、蓋を開けてみたら後ろの選手の方が多かった。

瀬古歩夢(C大阪)、監物拓歩(清水)、小林友希(神戸)、関川郁万(流経大柏)などカテゴリーを移してすぐに高度な連携を必要とするポジションでスタメンを勝ち取るのは容易ではない。

目先の勝利を目指すのは大前提ではあるけれど、将来的な投資もこの年代では重要。むろんその能力があるから起用されたのだろうが。

ただ監物と小林の起用は日本サッカーが直面している課題を如実に反映しているようで非常に興味深い。そう、この2000年世代は左利きの大型DFが豊作の年代でもある。他にはFC古河からベガルタに行った山下諒時もそうか。とにかく左利きのDFが枯渇している状況。育成年代の早い段階でその解決に迫ろうという気概が感じられる。それはクラブを超えたところで共有できているのは素晴らしい。

ただ落とし穴に嵌ってはいけない。

サイズがある。ビルドアップができる。左利き。これだけのスターテスがあれば、大きな期待もかけたくなるが、DFであれば、まずはブロッキング。目の前のストライカーを抑えることがスタート地点だから。そこは彼ら自身の中で見失ってほしくないところ。1vs1で負けない。そこから他の部分を磨いていけばいい。

しかし左利きを大切にする協会の方針はわかるが、このまま偏った強化をしていると、全員が左利きになっちゃったりして。それはそれで困るのではないか。課題を急いで埋めるよりも、じっくりバランスをとりながら進んで行く方が近道だった、なんてこともあると思う

#クラブユース

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