プレミアリーグ発足とリオ世代


男子サッカーの日本代表がリオ五輪出場を決めた。グループリーグ初戦から準決勝まで全勝で切符を掴んだ。

何かとネガティブに語られたことが多いこの世代、個人的には彼らのポテンシャルの高さはこれっぽっちも疑っていなかったが、セントラル開催でのノックアウト方式だとさすがに分が悪いと感じていた。もしかしたら五輪出場を逃してしまうかも、と。

このような勝手な決めつけは誤りだった。

まったく。彼らのこれまでの何を見てきたんだと、卑しく思う。

ドーハの地で奮闘する彼らを見ていると、ある事実に気づいた。

U-18年代の最高峰リーグ、プレミアリーグが発足されたばかりの時期にプレーしていた選手が数多く占めていたこと。

奈良竜樹、原川力、中島翔哉などなど。年間を通してハイレベルなゲームをこなしながら全国各地を飛び回っていたことを懐かしく思い出した。

途中で数回の中断を挟むものの、基本的には4月〜12月の長丁場の中でまず東西の王者を決めて、それから王者同士のチャンピオンシップで真の日本一が決定するこのリーグのレギュレーション。

ただこのリーグに出場しただけでなく、好成績を残したチームにいた選手が今回のU-23選手権にそれなりの人数が選出されていることも浮かび上がってきた。

奈良竜樹と中島翔哉はプレミアEASTを制し、原川力、杉本大地、岩波拓也はプレミアWESTで2位になっている。

U-18年代では特にそうだろうが、春から冬までずっとチーム状態が良好というのはまずあり得ない。必ず良い時も悪い時もある。

プレミアリーグで上位に食い込むためには、チーム状態が悪い時でもそれなりの戦い方で勝ち点を積み上げていく必要がある。

今回大会の日本の戦いぶりは、結果こそ出ているものの組織・個人の出来に関してはそこまでクオリティが高いものではなかった。

それでも競り勝てるあたりは、プレミア上位チームで戦ってきた選手たちのマインドがチーム全体に還元された要素もきっとあるのではないかと思う。

以前まではリーグ戦の体系が整ってきたことで、負けても次の舞台が養子されている環境が、逆に一発勝負で弱さを露呈させる原因だと思った時期もあったが、結局は一概には言えないのかもしれない。一発勝負もリーグ戦の1節も全てフットボールの試合なのだから。

今夜の決勝は日韓戦。たとえ内容が悪かったとしても、そこは割り切って戦って最後はトロフィーを掲げてもらいたい。

それにしても、チーム状態か…。中島がいた時に無敗でEASTを制したヴェルディ、あの最強チームには浮き沈みという概念は果たしてあったのだろうか。

#クラブユース

  • Facebook Social Icon
  • Twitter Social Icon
  • Google+ Social Icon
  • YouTube Social  Icon
  • Pinterest Social Icon
  • Instagram Social Icon
Featured Posts
Recent Posts
Archive
Follow Us
Search By Tags
まだタグはありません。