2年目の梶村祐介


梶村祐介

梶村祐介

梶村祐介

梶村祐介

今秋初めてのラグビーの現場は熊谷となった。

関東大学ラグビー対抗戦。慶応義塾大vs日体大、明治大vs筑波大の2試合が組まれていた。

この日の目当ては、明治の梶村祐介だ。

昨年、鮮烈なデビューを飾った大型バックスは今年どれだけ進化を遂げたかに興味があった。

春は日本代表遠征などでプレーの確認はできなかった。故障だけが心配であったが、特に問題もなく秋を迎えられたようだ。

梶村はセンターで先発。ボールサイド、オープンサイド問わず相手の攻守のギャップを探しながら動いていた。

明治は序盤、ラインアウトを立て続けに失敗し、自陣を筑波に支配される苦しい展開からのスタートになった。

ただ筑波も22mラインに侵入してからの反則(ノックオンなど)を複数おかす拙攻にも助けられ、トライまでは奪われない。

後手を踏みながら失点は阻止する立ち上がりになったが、大型ロックの小林航の迫力あるゲインをとっかかりに明治が徐々に相手陣内にボールを運べるようになる。

素早い横パスでサイドチェンジを繰り返し、相手ラインに隙間ができ始めたため、梶村の出番は直にやってくるように思えた。

ただ梶村は徹底マークを受けていた。

ボールの有無に関わらず、筑波FW陣が複数も人数をかけて梶村を監視していた。そしてボールが渡った瞬間、一気にタックル。梶村の自由を許さない姿勢を明確に打ち出した。

時には1vs3の局面になるなど、梶村にとっては非常に厳しい展開となったがターンオーバーを許さず、大幅なゲインは無理でも密集を頻繁に作り出し、次の攻撃につなげる役割を担った。

このように梶村がブラインドサイドで地味な作業をコツコツと積み重ねることで筑波ラインにところどころ隙間ができ始めた。

そこを見逃さず、桶谷が先制トライ。その直後に田村煕が鮮やかなステップで相手を剥がし、独走のトライを決めて一気に点差を広げた。

そして前半終了直前、ゴール前で浜野達也が前方へキックパス。それを梶村が後方から圧倒的な走力で相手バックス陣を追い越してトライ。

インゴール内の不規則なバウンドをもろともせずにキャッチ。昨冬の早明戦の先制トライを彷彿とさせるプレーだった。田村がトライ後のコンバージョンを決めて前半終了。

後半も相変わらず、明治のペース。この試合の筑波はボールサイドへのサポートが遅く、接点からの攻撃が次へ上手く移行できない状況が続く。

梶村は途中交代となる後編22分までプレー。前半と同様に相手から厳しいチェックを受けるが、積極的な縦の仕掛けを繰り返し、筑波ラインのバランスを崩していった。

明治のディフェンスは試合全体を通して硬く、点差がついてリザーブ選手が多くピッチに入った状況でもその硬さは維持できていた。

最終的にリーグ初戦に続き、この試合も0点に抑えた。リーグ戦のスタートとしては絶好のものになった。

今年の対抗戦も帝京がアタマ一つ抜けて、2番手グループ(早稲田、明治、慶應、筑波)が団子状態という図式で進むとみられている。

筑波が連敗したことでやや脱落か。ただ見方によれば紙一重の試合でもあったので、今後も混戦は続くと見られる。

ラグビーワールドカップに出場している藤田慶和と福岡堅樹が帰ってきた時が本当の意味での戦いになる。

梶村がプレイヤーとしてこの2人とどれだけ差を縮められたのか、それもわかってくると思う

#ラグビー

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