素晴らしき帯広


帯広で開催された日本クラブユース選手権(U-15)は横浜Fマリノスジュニアユースが優勝した。

先日のU-18でユースが優勝したのに続き、2年ぶりのアベック優勝となった。

初日から最終日まで滞在し、差こそあれど出場全48チームを見ることができ、非常に充実した10日間を過ごさせてもらった。

前評判では本命不在で、やや関西の2クラブ(サンガ、セレッソ)が優勢かなと個人的に思っていたが、蓋を開けてみたら関東同士のファイナルになり、この年代の予想は馬よりも難しいと再認識した次第である。

優勝したマリノス、攻守のバランスが非常に優れていて、穴がまったく見当たらなかった。

アグレッシブに推進できるトップに、キープに優れ効果的なパスを配給できる中盤、陣形をコンパクトに保ってチャレンジ&カバーを一糸乱れずに対応できる守備陣。グループリーグの初戦から本当に安定していた。文句なしのチャンピオンだ。

そんな安定感抜群のマリノスであったが、Round16のセレッソ戦が一つのターニングポイントだったのではないかと思っている。

先制を許し、微妙な判定で勝ち越しのPKでの失点を献上した後半、坪倉進弥監督の執念の采配で3-2と逆転で激戦を制した。この勝利で一気に流れに乗れた。個人的にも大会ベストゲームに推す素晴らしいゲームだった。

今回の目当てだったセレッソ大阪U-15の鈴木冬一は残念ながらこのRound16で敗退。

しかし何試合か見させてもらったが、単独突破だけでなくユニットで決定的プレーができるようになったところが印象的だった。

バイタルエリアでのプレーの選択肢を複数持てるようになったことで幅も広がる。身長も少しではあるが伸びているように感じた。U-18へスムーズに入っていくための準備はしっかり行えているのかなと。

鈴木冬一以外にも優れた選手を多く発見できたのは良かった。特に名前を挙げるとしたらマリノスの岩井龍翔司とFC東京むさしの寺山翼。2人ともジュニア時代から大活躍していたが、その当時よりも多くのものを身につけていて、とても感心した。岩井はまだ2年生。来年以降はどんなプレーヤーになるのだろう。

割と長い期間滞在した帯広は環境的に素晴らしかった。選手としても観光客としても。冷涼な気候でグルメも充実していて、また来年も行きたくなってしまった。それくらいの中毒性はある。運営側のクラブユース連盟の方々も予算さえクリアできればこれからずっと帯広でやってきたいと思っているはず。東京に帰ってきたときは少し寂しく感じたものだ。

これにて夏の予定は一通り終わった。

この後、すぐに高校野球の秋季大会と関東大学ラグビーが始まっていく。それまでに東京の暑さに身体を慣れさせたい。

#クラブユース

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